例文つき|ビルメンテナンス・ビル設備管理の志望動機にはコレを書け!4つのアピールポイント

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ビルメンへの転職は、応募書類の書き方も悩みがちです。

特に悩むのが「志望動機」ではないでしょうか。

書く内容に迷いがちな志望動機は、会社がみている点やアピールポイントをおさえるとスムーズに書けるようになります。ビルメンの転職で書くべき志望動機のポイントをつかんで、転職を成功させましょう。

リベルタ

これで志望動機に悩まない

ビルメンが就職・転職に有利になるための「ビルメン4点セット」と「ビルメン三種の神器」は別の記事で紹介しています。

目次

志望動機を書く前に知っておきたいビルメンテナンス会社で求められる人材

まず履歴書を書く前に、どのような人材が求められているのか考えてみましょう。

1.経験者は実務経験を重視

ビルメン経験者は、実務経験を参考に即戦力になる人材か判断されます。
オフィスビル、公共施設、病院、鉄道など管理するビルによって、知識や技術の求められるレベルも変わります。
ビルメンの転職は、資格があると有利です。必置資格である「ビルメン三種の神器」の取得をアピールすると仕事への意欲が伝わります。

2.未経験者は資格取得の意欲を重視

ビルメン未経験者は、資格取得の意欲をみられます。
ビルメンの仕事は、未経験でも働けますが、資格の有無で評価や給料が変わります。
面接前から「ビルメン4点セット」の勉強を始めたり、資格試験の申し込みをすませたりしておくと、やる気が伝わるでしょう。
また、必置資格の取得を将来的に考えておくと好印象を与えます。業界を理解していて、長く働いてくれる人材だと伝わるはずです。

ビルメンテナンスの志望動機の書き方とは?書類落ちを防ぐコツ

書類落ちを防ぐためには、ビルメンの志望動機の書き方をおさえましょう。はじめに、応募先を選んだ理由と自分が貢献できることを明確にします。

なぜ応募先の会社でなければいけないのか

応募先の会社を選んだ理由は、面接で必ずといっていいほど聞かれる質問です。志望動機を書くときにまとめておけば、面接の受け答えもスムーズにできます。

まず選んだ理由を書くときに理解しておくべきなのが、管理ビルについて。
ビルの種類により、業務内容や求められる人材が変わります。
例えば、病院は他のビルに比べて、清潔感や音に気をつけなければいけません。また、テナントビルは入居会社や担当者の個性に合わせた対応が必要です。

ほかにも、独立系か系列系か、巡回型か常駐型かでも変わります。管理するビルの種類や勤務形態から魅力的に感じたポイントを志望動機に書けば仕事への理解も伝わります。

自分が応募先に貢献できることは何か

志望動機には、自分が貢献できることを書いて「この人は現場で活躍してくれそうだ」と思ってもらいましょう。

すぐに思い浮かばない場合は、キャリアビジョンを伝えるのも一つの手です。
どのようにステップアップしたいのか志望動機に書くと、腰を据えて働いてくれる人材だと思ってもらえます。
一つの例として、必置資格を取って責任者として働くことを目指しましょう。
管理ビルには、電気主任技術者やエネルギー管理士などの「必置資格」保持者を配置するように義務づけられているので、会社にとっては欠かせない存在になります。

履歴書でアピールすべき4つのポイント

ビルメンの志望動機でアピールすべきポイントを、4つご紹介します。ご自身がアピールできそうなポイントを探してみてくださいね。

幅広い知識

ビルメンの業務は、設備管理や清掃、警備など多岐にわたるため、幅広い知識が必要です。なかでも電気、機械、空調、衛生関連の知識があると役立ちます。

例えば、電気工事や空調設備の経歴があれば一目おかれます。幅広い知識があると、イレギュラーにも対応できるとアピールできますよ。

資格

ビルメンとして働くには、資格は欠かせません。すでに資格を持っている場合は、志望動機に書きましょう。

資格を持っていない場合は、資格を取る意欲を伝えると、やる気がある人材だと受け取ってもらえます。
キャリアアップを目指すなら、必置資格の取得も考えておきましょう。資格手当が出る場合もありますよ。

真面目さ

ビルメンは、設備点検など毎日決まった業務をこなさなければいけないため、真面目さもアピールできます。真面目さとあわせて、責任感の強さもアピールすると、最後まで仕事をまっとうできる人材だと伝わるでしょう。

コミュニケーション能力

ビルメンの仕事で意外に大切なのが、コミュニケーション能力です。

人と関わらない裏方仕事にみえますが、商業施設など利用者が多いビルの管理業務は、コミュニケーション能力が必要。ビルメンは、オーナー、テナント、利用者などとの仲介役になることもあります。

また、ビルメンの年齢層は20~60代と幅広く、数人で仕事をするため、周囲とうまく関係を築くことも大事です。もしマネジメント経験があれば、強みになります。

ビルメンテナンスの志望動機の例文をご紹介

4つのポイントをふまえて、志望動機を書いていきましょう。

その前に志望動機の基本的な書き方をおさえておくと、グンと書きやすくなります。

  1. はじめに「応募した理由」を書く
  2. 次に、応募理由の詳しい説明や自己PRを書く
  3. 最後に「将来どのような働き方をしたいのか」を書いてまとめる

志望動機の型を意識すると、人となりや意欲やが伝わる志望動機が書けますよ。

それでは、ビルメン未経験者と経験者にわけて、志望動機に使える例文をご紹介します。

【未経験の場合】志望動機の例文

未経験者は、資格取得への意欲や長く働きたい意志を盛り込むといいでしょう。また、電気や機械の知識や仕事への理解をアピールするのも手です。

【例】アピールポイント:資格取得の意欲、長く働きたい意志

機械や電気の知識を活かして、人の安全を支える仕事だと思い、応募いたしました。
貴社が管理する公共施設は、生活で欠かせない場所です。
工業高校で学んだ機械や電気の知識を活かして人の安全を守りながら、長く働いていきたいと思っています。
まずは、必要な資格を取得して1日も早く戦力になれるように尽力いたします

他にも、下記の文章も使えます。

・安心、安全を守り、快適さを保つ仕事に使命感を持っています。
・真面目な性格を活かして、一つひとつの業務に責任感を持ってこなします。

【経験者の場合】志望動機の例文

経験者は、勤務年数やビルの種類、持っているスキルなどを具体的に書くと伝わります。また、必置資格取得の意欲やキャリアアップへの意識をアピールしましょう。

【例】アピールポイント:資格取得の意欲、コミュニケーション能力

ビルの資産価値をあげる取り組みができると思い、応募いたしました。
ビルマネジメントにも携われる貴社で、エネルギーの効率化を推進して資産価値をあげるビル運営を学んでいきたいと考えております。
5年間商業施設に従事し、テナントやお客様対応を積極的におこなっていたので、コミュニケーション能力には自信があります。
ステップアップを目指して、建築物環境衛生管理技術者の取得に向けて勉強中です。

他にも、下記の文章も使えます。

・必置資格を取って、ビル管理の仕事を極めていきたいと思っております。
・培った経験や知識を活かして、キャリアアップしていく所存です。

ビルメンテナンスの志望動機で気をつけたいNGポイント

ビルメンの志望動機で気をつけたいNGポイントをお伝えします。応募書類を提出する前に確認しましょう。

「仕事の楽さ、休みの多さ」を志望動機にしない

ビルメンの仕事は「休みが多く、仕事が楽」だと言われることありますが、志望動機に書いてはいけません。

ビルの設備管理は24時間365日体制のため、夜勤や宿直があり、生活リズムが崩れてしまうこともあります。想像以上に大変ですぐに辞めてしまうケースもあるため、会社が慎重にみている部分です。どの仕事も大変なところはあるので、一概に「仕事が楽」とはいえないでしょう。

退職理由をネガティブに伝えない

志望動機に退職理由を盛り込んで書く場合は、ネガティブに伝わらないように注意しましょう。

例えば、キャリアアップを前提にした転職と伝えます。「前職は主に点検業務をしていたので、予防保全の計画を自分でたてられるようにキャリアアップしたい」というように具体的な説明をすればポジティブに伝わります。

ネガティブになりがちなビル設備管理がしんどい理由はこちらの記事をご覧ください。

【書類審査も乗り切れる!】志望動機のアピールポイントまとめ

ビルメンの志望動機でアピールすべきポイントをおさえれば、「この人を採用したい!」と思ってもらえる履歴書が書けます。

まずは、会社が求める人材像を経験者、未経験者にわけて把握しましょう。

  • 経験者は、実務経験から即戦力になるか判断される
  • 未経験者は、ビルメン4点セットや必置資格の取得に意欲があるか

求められる人材像を理解したら、ご自身のアピールポイントを盛り込みます。アピールすべきポイントは下記の4つです。

  1. 電気、機械、空調、衛生の幅広い知識
  2. 資格
  3. 仕事を丁寧にこなす真面目さ
  4. コミュニケーション能力

これらの点を理解しておけば、書類落ちを防いでビルメンへの転職成功が近づきます。

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