電気工事士の見習い期間はきついって話きいて不安になりますよね。
未経験から電気工事を始めたり、中には家族がいて収入が不安な人もいると思います。
実は僕も、下積み時代には手取り10万円も給料がない時があって、本当に辞めたいと思いながら、50ccのスクーターで通勤していました。
この記事では、そんな僕が、どうやってきつい見習いを乗り越えてきたのか紹介します。
こんにちは。手習い時代は手取り10万円以下だったリベルタ( liberta0101)です。
自分が勤めた会社はもちろんですが、多種多様の業者さんと取引をして、その会社の内情を自分の肌で感じてきました。
見習い期間は辛いときもありますが、将来のプランを立てれば乗り越えられます。
もっとも効果的な方法は自分の行きたい会社の求人票を見ることです。
いつかは自分もこんな会社にいくんだ!!
その気持ちが、きつい見習い期間を乗り切る力になります。
誰だって始めは見習い。
電気工事士の仕事をするか迷っている方は、「電気工事士はやめとけ」を完全論破!」の記事をご覧ください。
電気工事士の見習いがきついこと3選
実際に僕が経験してきて、「見習い時代にきつかったなぁ」と感じたことと、30人以上の新入社員を育ててきてきついと相談を受けたことを書いています。
1:【休日出勤が多い?】仕事の時間が不規則!
電気工事士は現場で仕事をしないと お金が発生しないことが多い仕事です。
現場への移動時間があるので夜遅いこともありますし、休日に仕事もあります。
見習い期間に「時間が不規則」なことを理由に辞める人が一番多いです。
最近は働き方改革や残業時間の規制で、10年前よりは働く環境が整備されていますが、個人の電気店や中小企業では遵守されていないことが多くあるので注意が必要です。
2:電気工事士は立場が低くて性格が悪いの?パワハラが酷い!
電気工事を何十年も経験してきている高齢者や先輩たちは
「俺が若い頃はこんなもんじゃなかったんだ」
といったりします。
これには理由があります。
- ゼネコン相手には立場が弱い
- 建設現場では朝も昼もなく仕事
- 零細企業の社長が明日の予定も教えてくれない
- 自分の年収に不満をもっている
小さな零細企業ほど、不満がくすぶっているケースが多くあります。
そして、自分の苦労を押し付ける輩が一定数いることは確かです。
僕の経験では、働き方がブラックな会社ほどパワハラが比例して酷くなります。
なんなら先輩同士が言ってることが違ったりするしな
ブラックな会社では誰もがストレスを感じているので、比較的見習いの人をターゲットにストレスのはけ口にしているのです。
このようなパワハラを見過ごす会社に長く勤める必要はありません。
3:【え?これだけ?】年収が安い!
電気工事士だけではありませんが、建設業の見習い期間は比較的給料が安い傾向にあります。
ただし、入る会社によっては安月給ではありません。
車での移動時間が長かったり、出張が多かったりすると買い物がおおくなります。
現場の帰りにお腹が空いてコンビニでパンを買ったり、眠気覚ましにコーヒーを買ったりすることがありますが、手当も給料も少ない会社では生活に余裕がなくなりすごく辛いです。
給料が安い会社に入ってしまった場合には、早く資格を取ってそこから抜け出すという気力が必要です。
ワイの時は手取り10万円もなかったな
もう無理 !辞めたいと思った時の乗り切る3つの方法
僕が手取り10万円もないときや、転職先できついと感じたときに行動したことを書いています。
見習いのときは、なかなか余裕がありませんが、できることから取り組むことをおすすめします。
1:ストレスの解消方法を見つける
時間が不規則で土日休みがない!
考え方を変えれば、他の人が仕事をしているときに休みがあるということ。
休みの日に一人でできる趣味やストレスの解消方法を見つけておくといいですよ。
例えばこちらの楽しみ方ができます。
- 映画やマンガを読む
- ゲームをする
- カフェ巡りをする
- ヒトカラや映画を楽しむ
- ランチを食べ歩く
ストレス解消ではありませんが、地味に助かるのが行政窓口や銀行に行けます。
休めない!
そのような人はそもそも働く場所に問題があります。もちろん忙しい時期はありますが、年中休みがないようではブラック企業としかいいようがありません。
今日の仕事が終わったら、ゆっくりコーヒーを飲みながら自宅で映画をみる。
このときが最高の時間なのです。
2:先輩達の知らない知識を身につける
偉そうに指示を出している先輩達も実は知らないことが多い。
これはよくある話です。
実際に電気工事士として働いているのに、試験ででてくる内容も理解できていない人が非常に多くいます。
狙い目としてはこちら。
- 電気工事士の内容を読み込む
- LANや通信工事の知識身につける
- CADやエクセルのパソコンの知識を増やす
電気工事士の知識は基礎ですが、しっかりと理解をしていれば自分の力にもなりますし、近年の傾向から電気通信工事は今後伸びていく分野です。
パソコンの知識は、今では必須なのにも関わらず現場優先で身につけてない人が多くいますよね。
理解ある先輩がいれば、勉強している姿をみて力になってくれますし、会社での自分の立場も1段あげるチャンスになりますよ。
資格取得をがんばりたい方は、こちらの『未経験者でも取れる電気系・ガテン系資格』の記事をごらんください。
3:【後悔しないために必要】大企業の求人票をチェックする
自分が将来行ってみたいと思う企業の求人票をチェックするのがおすすめ!
モチベーションを維持して、きつい時期を乗り越えるもっとも有効な方法です。
場合によっては、見習いでも条件のよい求人があるので、転職の機会を逃す心配もありません。
求人票をチェックしていれば、自分の給料が本当に安いのかどうかも判断できますし、転職エージェントに話をきけば、業界の動向にも詳しいので、転職のタイミングを図る指標にもなります。
アンテナを立てて、チャンスを逃さない!
電気工事士の職種というよりは、会社選びを失敗して後悔している人が多くいます。
後悔のない会社選びをするためには、日頃から求人票に触れ、良し悪しを判断できる目を養うことが大切ですよ。
大手の求人をチェックしたい人は『電気工事大手の会社が求める人材』の記事をご覧ください。
【ダメなら逃げていい】何をやっても辛い時は辛い
電気工事の仕事に限りませんが、辛いときは必ずあります。
どうしても無理だと思ったらたくさん食べて気を失ったように寝てください。
睡眠不足で体力的にきつく、メンタルが追い込まれていて何も考えたくないときは、寝るのが一番です。
追い込まれた状態でグングン成長できるのは、極わずかな才能を持った人だけです。寝すぎて体が痛くなるほど休養をとってから仕事に向き合うのが得策です。
冷静に考えても会社が合わないと思ったら、無理をすることはありません。
ひとつの会社をやめても仕事はあります。
総務省統計局のデータを見ると170万社以上の会社があります。
2020年の情報だと日本の会社の平均寿命は23.7年ですから、40年働いていれば最低1回は会社を変える必要があるということです。
今はひとつの会社に固執する理由はまったくありません。
実は気になる電気工事士の話
これから電気工事士の仕事に従事しようとしたときに、ちょっと気になる話。
そんなことありますよね。
電気工事士として一人前になるまでの期間は?
どんな種類の電気工事に従事しているかによりますが、一般的に5年間は見習い期間と考えた方が良いです。
大手の会社に入社できれば、未経験からでも年収は確保できますし、社内教育も充実していますので、未経験者こそ恐れず大手の会社にチャレンジしましょう。
志望動機の書き方はこちらの記事で紹介しています。
以前は第一種電気工事士を受験するために5年の経験年数が必要だったんだ。
令和3年4月1日からは、改定されて3年に短くなってるけどね。
どの仕事でもがんばれば自分次第で短縮はできるよ。
電気工事士って楽しいですか?
自分で現場を任せてもらえるようになると、楽しいと感じることが多くなります。
電気工事はものづくりです。
住宅や店舗、工場では目の前に修理を待ち望んでいるお客様がいます。
「なんとか直してあげたい!」「いいものを納品したい」
そんな風に考えて仕事ができるようになったら、仕事が楽しくなりますよ。
周りの人に「激務だからやめとけ」って言われましたが・・・
実際に激務のこともありますし、会社によってはやめておいた方がいいケースもあります。
しかし、よく考えてください。
それは電気工事士だけではないと思いますよ。
こちらの記事で未経験者から電気工事士になるか迷っている人向けに記事を書いています。
電気工事士はモテますか?
電気工事士はモテるか?それはわかりません。
ただ、土日休日が仕事のケースがあるため、女性とのデートに調整が必要なことは事実です。
こちらの記事では「建設業のモテる資格をランキング」にしています。
参考にご覧ください。
土日に仕事はツライ。
でも、だからこそ出会えたケースもある。
電気工事士の彼氏ってどう思いますか?
結婚してからも休日出勤があったり、会電気工事士の彼氏にあげたプレゼント社によっては夜勤があると思います。
電気工事士というよりも、「どんな会社に勤めているか?」が大事になりますよ。
でも一番大切なのは2人の気持ち。
彼との距離を縮めるプレゼントがあると良いので、紹介させてください。
こちらの記事では実際に「電気工事士の彼氏にあげたプレゼント」を調査しました。
参考になれば幸いです。
見習い期間を乗り切る方法のまとめ
見習い期間は誰でも辛いものです。
誰にでも向き不向きはありますし、どんなにがんばっても周りの環境でうまくできないこともあります。
特に建設業は、古くからのしきたりが多いので、辛く感じることもあるかもしれませんが、身につけた技術は、積み重ねていけば一生の仕事にすることができます。
せっかく興味を持った気工事の世界です。
恐れず将来を見据えて取り組んでみてはいかがでしょうか。
それでも自分きついと思ったときは、もしかしたらコミュニケーションが課題なのかもしれません。
コミュトレではコミュニケーションを鍛える3ステップを紹介していますよ。
ご興味のある方はごらんください。