「電気工事士って合格した後に更新とかあるの?」
「勉強するのにお金がかかるのに、何度も更新でお金がかかるのはちょっとヤダな」
そんな風に考えていませんか?
この記事では、電気工事士の更新についてと、更新にまつわる体験談を書いています。
資格の勉強は、1回したら更新講習だろうがなんだろうが、もう勉強したくない!!
失礼しました。ついつい本音がダダ漏れた電気工事士のリベルタ(@liberta0101)です。
資格の勉強するのに何ヶ月もかかったのに、合格したらまた講習!
そんなの我慢できません!!!
でも安心してください。
- 第二種電気工事士に更新はない
- 第一種電気工事士は5年に1回更新が必要
DIYや趣味で第二種電気工事士を取ってみたい場合は、合格後の更新はありません。
一回とったら一生有効!
この記事では、電気工事士の更新について説明します。
第一種電気工事士の定期講習は下記の機関で実施されています。
僕のおすすめは
- 会場に行く人は、最安値で安定感のある総合資格学院
- オンラインで定期講習を受講したいなら、資格スクールの実績抜群の日建学院一択
※オンラインでの第一種電気工事士定期講習を実施している機関は、日建学院と電気工事技術講習センターの2つになります。
定期講習を開催している機関の一覧表を掲載しておきますね。
講習機関 | 受講料 | 電話問い合わせ先 | 特徴 | 申し込み先 |
総合資格学院 | 8,000円 | 03-3340-3081 (平日10:30~18:30) | 建築士試験のトップブランドの講習機関 | 詳細を見る |
日建学院 | 8,500円 | 03-3988-1175 (平日9:00~18:00) | 全国74の会場で開催 | 詳細を見る |
東京リーガルマインド | 早期割引:8,150円 一般価格:10,190円 | 03-5913-6268 (平日・土日祝 10:00~17:00) | 土日の問い合わせOK アクセスが便利な会場が多い | 詳細を見る |
電気工事技術講習センター | 9,000円 | 03-3435-0897 (平日 9:00~17:15) | 20年以上の実績 | 詳細を見る |
東京リーガルマインドは令和5年3月31日で指定講習機関を廃止予定です!ご注意ください。
電気工事士の資格にチャレンジしたいと思ったら、こちらの「第二種電気工事士は独学でも合格可能?3ステップをブログで解説」の記事をご覧ください。
第二種電気工事士に更新や定期講習はない
大前提になりますが、第二種電気工事士には更新や定期講習はありません。
関連する認定講習として
があります。
第二種電気工事士をお持ちの方が認定電気工事従事者認定講習を取得すると、
を施工することができます。
僕は認定電気工事従事者の講習を受けるよりも「第一種電気工事士」の資格を取ることをおすすめするよ。
第一種電気工事士の方が作業できる幅が広いし、お客さんからの認知度が高いからね!
第一種電気工事士になるための実務経験がまだ不足している人の暫定処置として、必要であれば認定の講習を受けるなら良いです。
認定講習会の案内はこちらの全日本電気工事業工業組合連合会の認定電気工事従事者認定講習をご覧ください。
第一種電気工事士の定期講習一覧表はこちら。
電気工事士免状は携帯して仕事をしよう
免状って本当に携帯していないといけないの?
電気工事の作業に従事するときは、電気工事士免状を携帯していなければならない。
電気工事士法(電気工事士等の義務)第5条2項より抜粋
電気工事士の免許は、作業するときに携帯していなければいけません。
でも、
- 作業中に携帯していると免状がボロボロになる
- 免許証をなくしたら困る
こちらの2つの理由で携帯していない人がいますが、これはダメです。
第一種電気工事士の免状は、残念ながらカード型ではないので財布に入りません。
でも、携帯していなくてお客さんのパトロールで指摘されると、作業が止まることがあるから大変!
法律で決められた通り、携帯するようにしましょう。
将来、第二種電気工事士に更新が必要になる可能性あり?
現在は更新講習が無い第二種電気工事士。
今後、更新が必要になる可能性はあるの?
電気工事士歴20年の僕の考えですが、
更新が必要になる可能性はあります。
どんなことがキッカケで更新が必要になるかというと
- 電気工事が原因の大規模な事故がおこった場合
- 免許証の偽装があった場合
過去の国家資格を振り返ると、
- 消防法は大規模な火災があるたびに厳格になります
- 建築士は耐震計算の偽装問題が発覚してから、合格の難易度が上がったと言われます
電気工事士に当てはめると、類似した事件や事故があった場合に第二種電気工事士であっても更新が必要になる可能性は「0」ではありません。
電気を取り扱うのは、しっかりとした知識が必要なんだね。
第一種電気工事士は5年毎に更新が必要!
(電気工事士法)
第4条の3 第一種電気工事士は、第一種電気工事士免状の交付を受けた日から5年以内に、(中略)自家用電気工作物の保安に関する講習を受けなければならない。
引用:法定リードから抜粋
第一種電気工事士は電気工事士法で5年以内に1回の定期講習の受講が定められています。
なんで更新講習を受講しないといけないの?
それは、
- 5年間にあった事故や災害
- 過去の災害を再度勉強する
- 法令の変更をお知らせする
この3つの目的で、安全な作業と良い仕事をお客さんに提供できるようにしています。
第一種電気工事士は更新が必要なの?
はい。
- 第二種電気工事士は600V以下の小さな設備を扱う
- 第一種は600Vを超える自家用電気工作物を扱える
第一種電気工事士の方が広い範囲で仕事ができるからです。
5年毎にもう1回勉強しよう。
第一種電気工事士の定期講習|講習期間一覧
第一種電気工事士の定期講習を実施している機関はこちらになります。
講習機関 | 受講料 | 電話問い合わせ先 | 特徴 | 申し込み先 |
総合資格学院 | 8,000円 | 03-3340-3081 (平日10:30~18:30) | 建築士試験のトップブランドの講習機関 | 詳細を見る |
日建学院 | 8,500円 | 03-3988-1175 (平日9:00~18:00) | 全国74の会場で開催 | 詳細を見る |
東京リーガルマインド | 早期割引:8,150円 一般価格:10,190円 | 03-5913-6268 (平日・土日祝 10:00~17:00) | 土日の問い合わせOK アクセスが便利な会場が多い | 詳細を見る |
電気工事技術講習センター | 9,000円 | 03-3435-0897 (平日 9:00~17:15) | 20年以上の実績 | 詳細を見る |
東京リーガルマインドは令和5年3月31日で指定講習機関を廃止予定です!ご注意ください。
僕は、
- 総合資格学院
- 東京リーガルマインド
- 電気工事技術講習センター
以上の3つの講習に行った経験があります。
どうやって選んだらいいの?
選ぶポイントは、こちらの2つになります。
- 会場型なら総合資格学院
- WEB講座なら日建学院
そうはいっても、5年毎に違う講習機関で定期講習を受けて良いので、会場型なら家から近くて日程が合う講習を選べば良いです。
定期講習の受講例として、
- 2017年は総合資格学院
- 2022年は日建学院
定期講習は、日程の合う機関で受講すればOKだよ。
詳しくは電気工事士免状等の窓口にお問い合わせください。
オンライン講習はある?コロナ禍で第一種電気工事士の更新講習は日建学院のWEB講習がおすすめ
電気工事士の更新講習に行かないといけないけど・・・
コロナ禍で会場に行くのが心配・・・
そんな不安をお持ちの方にオススメなのが、
WEB講座を開催しているのは、
この2つです。
電気工事技術講習センターは20年以上の講習の経験がありますが、会社で受講した5人に話しを聞いたところ、可もなく不可もなくといった感想でした。
どちらからと言えば、日建学院の方が
- 講習や試験の進行ノウハウがあるので、開催がスムーズ
- 民間だからサービスへの向上心が見られる
僕の会社の人は、上記のような感想でした。
第一種電気工事士の定期講習をオンラインで受講するなら「日建学院のWEB講座」で決まり!
【体験談その1】総合資格学院の第一種電気工事士定期講習を受けた感想
以前は独立行政法人の定期講習に参加していました。
会場では狭い机に、人がビッシリ。
話している声はマイクで聞こえてくるものの、画面は見えないし、休憩時間のトイレは混んでるし、昔からよくある会場型の講習とはいえ環境は最悪です。
ありがちだけど、
講習を開催する方も受講する方も”参加することに意味がある”状態。
内容は意味がなくても、定期講習を受講した記録が必要だというだけ。
でも、本当はそれではダメですよね。
せっかくお金を払って時間を使って会場にきているので、過去の事例を思い起こしたり、新しい取り組みを自分の現場に取り入れたりするべきなのです。
その点、総合資格学院は
- 各クラスでの受講
- 1クラスあたり15人程度
(僕が受講したときの場合です) - トイレは混まない
- タバコの煙が漏れてきて不快な思いもなし
僕は感動しました。
東京リーガルマインドでも同じように設備や環境が、以前の独立行政法人の講習と比べると天と地ほどの差がありました。
総合資格学院でも東京リーガルマインドでも、基本的に自分の日程の合う法を優先するのがいいよ
平日だと出勤扱いしてくれるけど、土日の定期講習は手当がつかない場合もあるからね。
会社も定期講習も都合良く利用しましょう。
【体験談その2】第一種電気工事士の更新を忘れて失効?定期講習を受講できない理由とは?
実は僕、第一種電気工事士の更新を忘れてたことがあります。
完全なる”おっちょこちょい”です。
平成25年までは一つの団体でしか講習を実施しておらず、更新ごとにダイレクトメールが自宅に郵送されてきていました。
しかし、平成25年の制度改定をきっかけにダイレクトメールが届かなくなったのも、一つの要因です。
第1種電気工事士の皆さんに義務づけられている自家用電気工作物の保安に関する講習(定期講習)については、平成25年度から(中略)ご自分で選択して受講する制度となりました。
引用元:経済産業省ホームページより
僕が第一種電気工事士の試験に合格して、免状を取得したのが平成15年(2013年)。
5年毎の更新が必要ですから、
- 平成20年(2008年)
- 平成25年(2013年)
に更新講習を受講する必要があります。
平成20年の更新のときには”第一種電気工事士更新の案内”が届いていました。
平成25年の時は
「はがき(案内)が届いたら講習に行けばいい」って勘違いしていたんだ。
だって更新月は3月で公共工事が忙しいんだもん。
と、、、楽観的に放置。
数ヶ月程たって、同僚から
- 第一種電気工事士の定期講習を総合資格学院で受講した
- 以前の講習よりもサービスが良くなった
と、話を聞いて、自分の免状をみたら
とっくに更新期限が切れてる!!
「失効したら困る」一心で、電気工事士免状等の窓口に電話をかけて、「すぐに講習を受講するので、大目にみてください」と懇願しました。
制度の切り替わったタイミングなのもあって、幸いすぐに受講して第一種電気工事士の失効は免(まぬが)れました。
そのときに窓口の人に聞いた話ですが、定期講習を受講できない場合の理由が電気工事士施行規則に定められています。
- 海外出張をしていたこと
- 疾病にかかり、又は負傷したこと
- 災害に遭つたこと
- 法令の規定により身体の自由を拘束されていたこと
- 社会の慣習上又は業務の遂行上やむを得ない緊急の用務が生じたこと
- 前各号に掲げるもののほか、経済産業大臣がやむを得ないと認める事由があったこと
※上記のやむをえない理由は、 電気工事士法施行規則第9条の8(参考サイト ; e-Gov法令検索)から引用しています。
一体僕はどれに該当したのでしょう・・・・。
おおめに見てもらったので何でもいいです。もう結果オーライです。
僕のようにうっかり忘れないために、受講期日連絡サービスに登録しておくといいんだよ。
まとめ:第2種電気工事士は一生使える国家資格
第2種電気工事士は、免許の更新も有効期限もない国家資格。
電気の知識がなくても、独学からでも十分合格できて、
- 就職、転職に使える
- DIYにも使える
上記のように、メリットが多くある資格です。
僕は未経験から電気工事士の資格を取って、今では年収1,000万円を稼いでいるよ。
仕事にしなくても、家造りやちょっとした生活の「これ困ったな」と思うことが自分で解決できるんだ。
生活の一部になっている”電気”を自分のものにしてみませんか?
当サイトでは、電気工事士に関する疑問も受け付けています。
お気軽にお問い合わせください。
第二種電気工事士に受験資格は必要ありません。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をごらんください。