【安全靴のハイカット特集】疲れない秘密・メリットデメリットは?!

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現場の仕事には欠かせない安全靴。その中でも、職人さんに人気があるのがハイカットです。

以前は「スニーカータイプの方が楽」との意見もありましたが、今はハイカットの急激な機能増加と軽量化、さらにはおしゃれさも格段にあがって大好評。

この記事を読めば、メーカー別のハイカットの口コミ・評判と疲れない秘密を知ることができます。

この記事を書いた人

安全靴を履いて27年!

51足履いてきた電気工事士

<プロフィール>

名前:リベルタ

  • 元職人、現在は現場監督
  • 上履きも長靴も先芯入り安全靴
  • 話のネタは女性や賭け事より安全靴
  • 靴磨き知識アドバイザー資格を保有
資格証はこちら↓

僕は27年の職人人生で51足の安全靴を履いて、200人以上の職人と話をしてきました。

目次

【安全靴のハイカット特集】写真付きでメーカー別にご紹介

安全靴のハイカットをまとめて紹介します。

こちらから好きなメーカーをクリックしてくださいね。

アシックス

安全靴の最強王者のアシックスから紹介します。

紹介しているモデルはCP214TSです。

アシックスの安全靴CP214TS

カラーバリエーションも豊富で、どの色の作業着ともあわせやすいですね。

アシックスの安全靴CP214TS

人気が高いのは下の写真のグリーンです。

カーキに近い色合いですが、足元がギュッと締まった感じにみえるのでカッコイイと評判です。

アシックスの安全靴CP214TS。

軽くて疲れにくい。

安全靴ですが普段使い用に買いました
軽くて疲れにくいと思います
底は硬いのでしゃがむ様な動作は
やりずらいと思います

引用:Amazonレビュー

軽くて歩きやすいです

歩き易い安全靴を探していたのでアシックスかミズノで悩んでましたがコチラに。

通気性もある程度欲しかったのでこの商品にしました。

引用:Amazonレビュー

続いて下のモデルはマグマコレクション。

一瞬、マーブル職人のミズノの製品化と思う色合いです。

アシックスとしては珍しい色合いでチャレンジした様子は伺えますが、比較的CP214TSやCP308の方が人気があります。

アシックス【公式WEB限定】マグマグラフィックスコレクション

フィット感

サイコー😃⤴️⤴️です。足首ガッチリ固定出来て動きやすい、とても気に
要りました🎵

引用:Amazonレビュー

最高

丈夫だし、軽いし、ワイヤーだから脱着も楽だけど、やはり少し高い

引用:Amazonレビュー

下のCP308は「マジックテープがかっこいい」と評判です。

また、映えるゲッコーグリーンは現場でも人気の的。

アシックスCP308ACグリーンゲッコー、ハイカット、マジックベルト

もちろんシンプルなホワイト系のカラーも用意していますが、汚れやすい現場仕事には下のようなブラック系がベターですね。

アシックス【23SS限定】CP308AC(ブラック×ブライトイエロー)

ゴツくてかっこいい

履き心地も良い
ごついからちょっと暑いかもしれないがそれでも良い。
色が良い

引用:Amazonレビュー

目立つ

凄く目立ちます。履き心地も良いです❗️

引用:Amazonレビュー

アシックスのハイカット安全靴の特徴は、色の豊富さと優れた足裏感覚を実現していることです。

ソールを薄く作っているので、現場の足場上や滑りやすい工場の中で「思わず滑って転倒災害」を防いでくれます。

爪先部分の屈曲性に優れているので、しゃがむ作業にも対応できるのも◎

アシックスのCP120の徹底レビュー記事もありますよ。

ミズノ

ミズノからは2023年に発売された「オールマイティLSII73M(カーキ×ホワイト)」を紹介します。

ハイカット特集といいながら、下の商品はミドルカットになります。

ミズノオールマイティLSII73M BOA(ミッドカット/ワーキング)[メンズ]

下の写真はカーキよりもややシックなブラックです。

ミズノからもいくつかのモデルが発売されていますが、ミズノの製品で僕が推しなのは断然LSII73Mです。

ニット風のメッシュ構造に加えて、BOAで脱ぎ履きもしやすいです。ただし、ミドルカットなので背伸びをしたときにかかとがアキレス腱部分にあたって気になる人がいるかもしれません。

それでもミドルカットの良さは、ローカットよりも脱げにくくフィット感があることです。

ミズノの製品はコストパフォーマンスも良いですし、アシックス派と2分されるほどリピーターも多いので、一度試して見るのがいいですね。

とにかく軽い

とても軽くて長時間歩いても疲れにくくてとてもいい

引用:Amazonレビュー

私の使い方では、もう一つのメーカーの靴より頑丈。

もう一つの某メーカーの安全靴は履き心地は良いのですが、数ヶ月で小指の外側辺りが破けてしまいましたが、MIZUNOの安全靴はそんな事もなく履けています。

引用:Amazonレビュー

マジックベルト派の人にはオールマイティLII21Mもおすすめですよ。

マジックベルトは締め付けの緩急がササっとできて便利。

こちらはミズノ得意のマーブル感が前面にでています。

マジックベルト寿命が100回程度といわれていますが、実際そんなことはありません。

考えてみてください。

お店に並んでいる安全靴をはじめとした靴。気になったら絶対バリバリって試しますよね?

リベルタ

寿命が100回だったら、そんなのすぐ商品として売り物にならなくなるよ。

僕の場合、毎日使っても2年は問題がありませんでした。

紐よりは劣化は早いと思いますが、気にするほどではありません

買って良かった

今までは、他のメーカーを買ってましたが
久しぶりにミズノを買いました。
足にしっくりしてます。
金額も安かったです。

引用:Amazonレビュー

下の写真は、マーブル職人のミズノのオールマイティLSII21Hです。

限定色のホワイト×シルバー×エメラルドグリーンは軽くて通気性が良いだけでなく個性的!

この安全靴を履いていれば、一旦脱いでも自分の安全靴で迷うことはありません。

ミズノのロゴもワンポイントでシレっとアピールしてるのがさりげなくて◎

プーマ

プーマからはライダー2.0を紹介します。

シンプルさにこだわったプーマらしいデザインで非常に人気があります!

プーマミッド(ミドル)カットでライダー2.0

ホワイトも良いですが、下の写真のブラックが特にシックで人気です。

プーマミッド(ミドル)カットでライダー2.0

プーマはスポーツ選手にも人気ですが、人気の秘密はデザインですね。

当サイトでも人気投票をしたことがありますが、圧倒的なデザインでアシックスやミズノよりも人気がありました。

マジックベルトタイプなのですが、ありがちなマジックベルトが微妙に短い問題も特になくて、履きやすい1足です。

周りがアシックスばかりだけど、他の靴に劣らないアピール感がある。

軽くて動きやすい

引用:Amazonレビュー

かっこいい

かっこいいです。個人的にはマジックテープなのでワイヤー式より使いやすいです。砂も中に入りにくいです。クッション性は有名他社製品に比べてやや硬めです。

引用:Amazonレビュー

疲れない秘密はやっぱり軽いから?それだけじゃありません

今では「ハイカット」といいますが、僕が職人として働き始めた頃は「編み上げ」と呼んでいました。

こちらは読者さんから提供していただいた写真です。

編み上げは当初、紐のタイプしかなく、休憩の度に脱ぐのが大変なのでヘルメットをイスの代わりにして安全靴を脱がずにお茶を飲む。なんてことも当たり前でした。

リベルタ

当時は「スニーカーと比べると重たいな」程度にしか気にしていなかったのですが、今考えると本当に重かった。

Yahoo!ショッピングやメルカリに出品されている中古品でも、質量は690gです。

片足で690gですので、両足でツナマヨおにぎり14個分に匹敵します。もうそんなに食べきれません。

現在のハイカット安全靴(例:アシックスのCP214TS)と比較すると、質量430g(驚きの38%オフ)です。

10年前の編み上げ
今のハイカット
  • 質量:690g
  • 紐のことが多い
  • 質量:430g
  • マジックやBOAが主流

10年前は紐が多いとは紹介しましたが、壊れやすいとはいえジッパーもありました。

ちょうどマジックベルトタイプが流行し始めたときでもあります。

それにしても驚異的な軽さで進化をしているので、疲れにくくなって当たり前だとも言えますね。

アシックスの安全靴CP214TS。

疲れないもう一つの秘密は素材です。

以前は合皮のみでしたが、現在はアシックスやミズノのスポーツメーカーではメッシュ構造があたりまえになっています。

メッシュ構造のデメリットとメリットはこちらです。

デメリット
メリット
  • 破れやすい
  • 通気性が良い
  • フィット感が良い
  • 軽い
  • 安全靴っぽく見えない

機械的な衝撃にはやや弱くなるものの、通気性やフィット感といった軽さとは違うメリットがあります。

普段から履いている人はわかると思いますが、安全靴はとにかく蒸れ気味・・・・・・

リベルタ

足が蒸れると汗も出やすくなってさらに蒸れる

アシックスの研究では、一日靴を履いているとコップ1杯分の汗をかくとのこと。

汗をかき、蒸れて、汗をかく悪循環を解決するのが、通気性です。

軽くて通気性が良い。だから疲れないのです。

ハイカットの安全靴のメリット・デメリット

メーカー別ではなく、一般的なハイカット安全靴のメリットとデメリットをお伝えします。

ハイカットはガッツリ現場作業をする職人さんに特におすすめのモデルです。

デメリット
メリット
  • 足が蒸れる
  • 足首が保護される
  • 作業に安定感がでる

メリット

ハイカットのメリットは足首の保護と安定感です。

現場では危険な要因が多いので、鋼材や配管の長尺物をもって歩く場合もくるぶしを保護するのに役にたちます。

リベルタ

地味にくるぶしの保護は大事。
あと安定感ね。このメリットは現場作業では大きい。

また、足場の上で作業するときにローカットの安全靴より安定感があります。

デメリット

ローカットよりも脱ぎ履きがめんどうなところがデメリットです。

ただ、ハイカットでもマジックベルトやBOAが主流になっているので、それほど気になりません。

しいてあげれば、ローカットよりは足が蒸れる心配はあります。

蒸れると臭くなりやすいので、最強の消臭効果がある魔法の粉「グランズレメディ」を合わせて購入すると良いですよ。

まとめ:ハイカット安全靴はホールド感もフィット感も◎

安全靴のハイカット特集をお伝えしました。

メーカー別のハイカットの特徴や口コミ・評判をみると、ローカットの脱ぎ履きのしやすさを除けば、ハイカットの安全靴は魅力がたくさんです。

  • 足首の保護
  • 安定感
  • おしゃれさ

特に現場仕事でガッツリ作業をする職人さんは、高所作業での安定感は必須の要素です。

リベルタ

足場やケーブルラックのうえで安全靴がズレたり脱げたらシャレにならない

職人さんは「まずは見た目」も大事な要素です。

安全靴は仕事のパートナーですし、足の健康や疲れにも影響してきます。

今回紹介したアシックスやミズノは履き心地やクッション性がよいのでおすすめですよ。

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